スペインバーチャルツアー「ジローナ・カテドラル」

スペイン

「天地創造のタペストリー」

宝物殿の秘宝「天地創造」のタペストリー

◆ジローナ・カテドラルは、柱を一切置かない一身廊建築とよばれるスタイルで、ゴシック建築のカテドラルとしてはヨーロッパで最も広いといわれています。

そして、併設される宝物殿の中で1番貴重なものが、11世紀の終わりに祭壇の天蓋用に作られた「天地創造」のタペストリー。世界遺産に登録されています。

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1.「カテドラルとは?」

カテドラルとは、キリスト教における司教座をもつ大聖堂。

ジローナ・カテドラル

スペインでは、大都市にある主要な大聖堂のことを、カテドラルと呼んでおり、司教様がいらっしゃる司教座聖堂のことをいいます。

司教座とは、その教区を治める教区長が、自分の教区内にいる信徒をさとすための「着座椅子」のこと。

ミサの時に、その椅子に座ることができるのが、大司教または司教さまです。

カテドラルの外観をよく観察してみてください。

聖堂と渡り廊下でつながっている別の建物が付属しています。

ここが司教さまのいらっしゃる住居なんですよ。

司教様は、普段この建物に住んでいて、渡り廊下を通って大聖堂へミサのお説教に出掛けるわけなんです。

スペイン中、どこのカテドラルでも同じですから、よく見てください。こんなところに着目してみても面白いですよ。

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2.「天地創造とは?」

天地創造とは、聖書の中の「創世記」をあらわします。

◆「天地創造」とは、厳密にいえば、ユダヤ教のヘブライ語聖書、キリスト教の旧約聖書「創世記」における世界の創造のことを指します。

宗教絵画などでよく題材として使用されますが、ジローナ・カテドラルの宝物殿の中にも世界遺産に指定されている、素晴らしい「天地創造のタペストリー」が保管されています。

旧約聖書「創世記」の冒頭には、次のような天地の創造が描かれていますので、ご紹介いたしましょう。

1日目ー暗闇がある中、神は光をつくり、昼と夜が来た。

2日目ー神は空(天)をつくった。

3日目ー神は大地をつくり、海が生まれ、地に植物を生えさせた。

4日目ー神は太陽と月と星をつくった。

5日目ー神は魚と鳥をつくった。

6日目ー神は獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくった。

7日目ーたくさん仕事をしたので疲れて神は休んだ。

こうして1週間ができあがり、日曜日は休みとなったわけなのです。

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3.「タペストリーとは?」

タペストリーとは、絵を織り込んだ厚地の壁かけのこと。

◆タペストリーとは、「つづれ織り」を意味し、絵や図案を色のついた糸で織り込んだ厚地の布、または壁かけのことをいいます。

その歴史は非常に古く、ローマ時代にはすでに縦織物のタペストリーが普及していたといわれています。

14世紀、フランスでは、美術品としても優れた作品がつくられ、特に教会や王侯宮殿の装飾品として多く使われていました。

タペストリーの特に有名な産地は、フランドル地方、現在のベルギーあたりでした。

そしてまた、石造りの宮殿や教会の壁面の冷気や湿気を防ぐという実用的な役割も担っていたのです。

このタペストリー、次第に装飾性を増し、現在では、絵画にも匹敵する貴重な美術品として世界中に認知されています。

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4. 「ジローナ・カテドラルに入ってみよう!」

なんと、バチカンのサンピエトロ大聖堂に次ぐ大きさ!

ジローナ・カテドラル

◆バルセロナから電車に乗って約1時間ちょっとで来れるジローナにあるカテドラルは、横幅が23mもある巨大なゴシック建築の建物。

なんと、あのローマのバチカン市国にあるカトリックの総本山「サンピエトロ大聖堂」に次ぐ大きさなんですよ。

バルやレストランが軒を並べる小広場から長い石段を上ってカテドラルへと近づいていきましょう。

入場料を支払って中へ入ると、簡単な案内図がおかれていますが、通常は入って右から時計回りと反対にまわり、祭壇を通って左側から戻って出るというパターンです。

教会や聖堂は、神聖なる場所です。

男性の方のみ脱帽、男女共にタンクトップなどの極度に肌を露出した格好はご遠慮ください。

そして、内部ではお静かになさってくださいね。

写真も控えめにお願いいたします。

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5. 「回廊とは?」

回廊とは、僧侶たちが修行のために瞑想をしてまわる場所

回廊

◆このカテドラルは、全面、ゴシック様式に改装されておりますが、ゴシック様式の特徴は、天井が高く、アーチの先の部分が尖っていることです。

見渡してみるとその特徴がよくおわかりになるかと思います。

ゴシック様式

それでは、回廊に出てみてください。

ここは、12世紀につくられたロマネスク様式の回廊です。

回廊

回廊とは、教会などの中庭を取り囲むようにしてつくられた廊下のことをいいますが、僧侶さんたちが瞑想をしながら回ってあるく神聖なる場所でもあります。

この回廊は、カタルーニャ地方では、初期のものとされていて、柱に描かれている彫刻の題材も多岐にわたっています。

よくみると、中には、石工の仕事を刻んだものもあり、とても面白いですよ。

中庭を取り囲むようにして設けられているアーチの柱の上部と下部の彫刻は、ひとつひとつ違う題材なんです。

工作や、作業をする人々、何かを運んでいる人たち、彫刻を掘っている自分たち石工の仕事の様子もありますね。

また、架空の動物や怪鳥など、あるいは羊や植物、悪事を働く悪魔など・・・。

面白いので、ぜひこの回廊の彫刻も、観察してみてくださいね。

6. 「世界遺産!天地創造のタペストリー」

カテドラルの博物館部分の一番奥にある秘宝

◆カテドラル内部をまわってきましたが、ここが最後の博物館部分にある「宝物殿」です。

この中に、有名な「ジローナの天地創造のタピストリー」と呼ばれる織物があります。

大きな布でつくられているため、タピストリーと呼ばれていますが、実際は織物ではなく刺繍なんですよ。

天地創造のタペストリー

さあ、ご覧ください!

ガラスの中にあるタピストリーは、縦が3m58㎝、横は4m50㎝という大きさで11世紀のものです。

6枚の布がうまく繋ぎ合わされているのですが、4辺が不自然に切れていることから、実際はもっと大きかったであろうと考えられています。

1000年も前のものが現存しているというのもすごいことなのですが、このタペストリーがさらに珍しいのは、シルクでも麻でもなく「羊毛」を使っているというところです。

それでは、次のセクションでは、「天地創造」の絵について順を追って説明してまいります。

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7.「天地創造のタペストリーを細かく解読してみよう!」

旧約聖書の中の「創世記」の場面を表現!

◆布の中心部、大きな円の中に描かれているものは「天地創造」の場面です。

円形の中心部には、座っているキリストがいます。右手は祝福のポーズ、左手では開いた聖書を持っています。

その周りを囲むドーナツ状の部分に、「天地創造」つまり旧約聖書の冒頭の部分「世界のはじまり」の様子が描かれています。

上部、闇の中に浮かぶ円の中にいるのは、白い鳩の形をした神の霊。

すなわち、

神は、光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。・・・第一日目である。

の部分で、両側にいる天使は、右が「光」、左が「闇」を表しています。

「闇」の左隣が、「大地と水を分ける」という2日目を表し、

「光」の右隣が4日目で、・・・・「太陽と月、星をつくる」場面。

中欧下部の一番大きな枠の部分が、「鳥と魚の創造」を表現した5日目。

そのまま右上に上がったところが6日目の「動物をつくり、最初の人間の男性アダムを創る。」場面。

そしてその反対側を見ると、・・・・「アダムのあばら骨から二番目の女性ィブが創られる。」場面なのですが、ここにはまた3日目の「植物の創造」も描かれています。

ちなみに、スペインでは、人がなくなると未だに土葬です。

それは、聖書の創世記の場面にあるように、この世にはじめて現れた人間がアダム。アダムは土から創られました。ですから、亡くなったら、土へ返してあげよう。という教えなのです。

さて、聖書のお話の順番が、連続して描かれていないのが不思議ではありますが・・・さあ、もう一度、少し離れて全体の構図をご覧ください。

上半分には、円を3つおいた幾何学的な構図、下半分には植物が生き生きと描かれていて、いかにも楽園的な雰囲気がよく表現されていて、全体的にバランスのとれた、とても凝った構図であるというのがよくお分かりかと思います。

1000年も前に描かれたこの大作は、針と糸による「刺繍」という表現法の特徴が非常によく生かされており、糸のつやや自由な縫い方により、柔らかさと華やかさを兼ね備えた独特の「天地創造」をつくりあげています。

ここへ来たものにしかわからない、とても感動的な作品です。

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